AIって結局なんなの。基本の解説その1

AIって結局なんなの。基本の解説その1

こんにちは。アイーンです。

結局のところAIってなんなんでしょうね。
日本人が一番最初に思いつくAIといったら・・・

ハイ、コイツですよね。

日本人が世界に誇るお茶の間のアイドル
未来から来た青ダヌキ君ですね。

コイツが現代では有名なAIの一つなのではないでしょうか。

AIは、正式名称を
Artificial Intelligence
(アーティフィシャル インテリジェンス)

といいまして、ググると・・・

そう、「人工的なインテリジェンス」というわけです。

ありがとうGoogle、戒名考えとけよ。

・・・

 

 

そう、「人工的な知能」というわけです。

人に作られた知能。「人工知能」。
一般的には、「人の知能やその一部を、コンピュータで再現したもの」を言うそうです。

じゃあなぜ人の知能を再現しようとするのか。
それはもちろん人間の代わりをさせるためです。


全てのテストで効率よく0点を記録し続ける
奇跡のような小学生の子守をさせることから

思い通りに世界を作り替えることまで

自分でやろうとすると大変なことをコンピュータにやらせようというわけです。

人工知能の歴史はとても古く、今から約400年前の17世紀初め

ルネ・デカルトは、動物の身体がただの「複雑な機械」であると提唱し


ブレーズ・パスカルは1642年、最初の機械式計算機を製作しました。

その後、プログラミングが可能な計算機が登場し
それくらいから「人よりコイツら動かせば楽じゃね?」の思想が生まれました。

その後300年経ち、1956年に初めて人工知能研究者の集まりである
ダートマス会議にて「人工知能」という言葉が誕生します。

 

 

ここから、第一次AIブームが巻き起こります。

第一次AIブームは、1960年代に起こる、「推論と探索」の発見によるブームです。
推論と探索というのは、あるルールとゴールが決められているゲーム(迷路や将棋)の中で、コンピュータがしらみつぶしに選択肢を探索したり、対戦ゲームでなるべく自分が有利になるように選択肢を選んでいく方法のことです。

これにより人工知能は、パズルや迷路を解いたり数学の定理を証明をしたり、チェスを指したりといった知的な活動を行えるようになりました。


ちなみにモハメド・アリとビートルズな時代です。

当時は確かに画期的でしたが、すぐにブームは終わります。
ブームの終焉を一言で表すと

「おもちゃやらせて何がおもしろいのん?」

です。

ルールとゴールが決まってないと使い物にならないAIなんていりません。
この問題を、当時はトイプロブレム(おもちゃの問題)と呼びました。
また、当時研究されていたパーセプトロン(人間の頭脳を真似たシステム)のアルゴリズムが限界を迎えたこともあり
1974年頃、第一次AIブームは終了しました。

それでも研究者たちは負けません。

第2次AIブームは1980年頃から起こりました。
「エキスパートシステム」の登場です。

前回の問題点であった、単純なパズルや迷路くらいしか解けないという部分を解決するべく
「専門家(エキスパート)の知識や判断ルールをコンピュータに移植し、現実的な問題を解かせよう」
と考えました。

医者の問診が分かりやすいですね。

「のどは痛いですか?」「くしゃみは出ますか?」と質問していき
コレとコレが当てはまるなら風邪の可能性が高い。ということは・・・
「お薬出しときますね~」

いわゆるこの流れのことです。

「エキスパートシステム」により、現実的な医療診断や、会話ができるシステムなど
新たな人工知能の可能性が見えたことで、第二次ブームが起こりました。

まぁ、これも作ってるうちにどんどん問題が出てくるんですけどね。

こちらの終焉も一言で表しましょうか。

「先生、まだそこ習ってません」

です。

専門家の知識や判断ルールを全て覚えさせることが前提のため、様々な分野で大量の専門家をかき集めなければなりません
ここには金銭面や人材面で問題がありました。

加えて、色々なルールを教えていくと「矛盾」が発生することがあります。

咳が出てないけど風邪?
白いブラックサンダー?
I Can’t Speak English?

矛盾に出会うと、コンピュータは対応できずストップしてしまいます。

エキスパートシステムも結局は、ルールが明確な簡単な事例にしか対処できず
複雑で例外も起こりうる現実世界には全く対処できなかったというわけです。

1987年頃、第二次AIブーム完結です。

しかし、ここからが重要です。
ここまでの第一次、第二次AIブームで、共通する問題にぶつかっていました。
それを「フレーム問題」といいます。

第一次は単純なルールとゴールが必要
第二次は専門家の知識を網羅していないといけない。

決められた枠組みの中でしか有効に使えないことをフレーム問題といいます。
決められた枠組みの外側である「矛盾」には対応できなかったこともそうですね。


そんな様々な問題を乗り越えた末にコイツができます。

ここまでで、序盤の青ダヌキのスゴさがおわかりいただけたでしょうか。

今日はここまでとして
次回は2000年頃から始まる第三次AIブームと
その火付け役である「機械学習」「ディープラーニング」などの
解説を行ってみようと思います。

ちなみにアイーンは現在
「どうやって小卒に数学を教えるか」
について苦悶しています。
私自身「へっ、社会に出ても数学なんて使わねぇよ」の典型例
文系です。

それではまた。